闇黒期から抜けるのは、努力、根性、忍耐じゃ～と思うとった

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どんどん闇黒の世界にはまってしもうて、何とかそこから抜け出したかった。

闇黒の世界から抜け出すために、セミナーに行ったり、勉強したり、お金を掛けたりして、努力しなきゃ、根性で乗り切らなきゃ、忍耐が必要じゃ～と思うとった。

自分を変えなきゃ、自分が変わらなきゃ、自分が悪いんだから自分がいい人にならなくては、自分の性格に問題があるので、自分の性格を変えなきゃなどなど、これをがんばって、努力して、根性で、耐えて、自分を変えようとした。

全く変えることはできず、なんて自分はダメなんだ、もっとがんぱらなくては、もっと努力して、もっと根性入れて、もっと耐えて、変わらなくてはとドはまりしていった。

こんな状態になると生きている中で、なんでもかんでも自分で問題にして、自分でトラブルにして、自分で悩んで、自分ではまっていった。

ここから抜け出すのは、誰かが導いてくれたり、超えられないような大きな壁を頑張って、努力してこえた先に素晴らしい人生が待っているんだと思ったり、頑張って努力したら突然霧が晴れてその先にバラ色の人生が待っているんだと思うとった。

その間違った考えによって、こころの仕組みが理解できず、自分自身が受け入れられず、どうにもならない10年になった。

闇黒の世界から抜けるのは、努力、根性、忍耐でもなく、頑張るのでもなく、他人が引っ張って抜け出してくれるのでもなく、自分自身の思考、思い込みがわかった時じゃった。

そこには、壁もなく、霧もなく、引きずり出してくれる人もなく、バラ色の人生もなく、ただいつもの日常があるだけじゃった。

この勘違いに気づくまでが長かった～。