我慢せんと生きる
我慢せんと好きに生きる。
我慢せんと好きに生きるというのが、わしが学んどる中で言われとること。
しかし、我慢せんことなんてできん。
生きとる中では、我慢することもある。
そもそも我慢は、生きるために身に着けた本能的なもの。
母親に小さいころ、あれしちゃだめ、これしちゃだめ、こーしろ、あーしろと言われ、我慢すると怒られんかった。
子供のころは、母親から食うものをもらい、世話をしてもらって、生きていくしかなかった。
母親から見捨てられたら生きていけん。母親から嫌われたら生きていけんと本能的に思うた。
その為、母親から言われたことを我慢してやった。
それが生きる方法じゃった。
じゃけ～、我慢することが当たり前で、本能的に我慢することを覚えた。
その我慢を止めることなんて、簡単にはできん。
我慢してもええ、我慢せんでもええ、どっちもええ。
我慢することも許すことが大事じゃと思う。
