一人っ子はわがままといわれとうなかった
【一人っ子はわがままといわれとうなかった】
わしは、一人っ子。
「兄弟は?」と聞かれた時に「一人っ子」というと、「一人っ子はわがままだよね~」と言われるのがぶちくそ嫌じゃった。
「わがまま」といわれるのが嫌で、自分を出したらいけんと思うて、自分を抑えて、人に合わせて、人の顔色をみとった。
わがまま、自分勝手、自己中心的というのが嫌で、自分を好きになれんかった。
わがままでもええ、自分勝手でもええ、自己中でもええというのに抵抗がぶちあった。
それでも今では、わがままでもええ、自分勝手でもええ、自己中でもええと思えるようになった。
多少、自分のことが好きでもええと思えるようになった。
なんだかちょっとうれしい自分がおる。